試合レポート
8/29 ジェイピーズ 2―11 カイザーズ

2010年8月、真夏のスポリン5連戦!!(気持ち的に)

2勝2敗とイーブンで迎えた猛暑が続く8月の最終土曜日、勝ち越しをかけた最終戦が行われた。

相手はサーティーズ戦の時に「ホームページ見ました!!」と逆ナンを仕掛けられた横須賀のカイザースさん。 平均年齢20歳!と広島のマエケン世代中心のチームということもあり、松坂世代中心のスポリンとしては経験の差で対抗したい所。

この日は佐伯監督不在という非常事態の中、 前日の不意な「監督は児玉さんで☆」という依頼の一言で、新監督・児玉監督が誕生した。

スポリンの先攻で始まったこの試合、先頭のこの日初代キャプテン(!?)に任命されたケンゾーが、相手の守備の乱れを誘い出塁。 すかさず二盗を決め、捕逸の間に三塁まで進み、2番本田のセカンドゴロの間に本塁を踏み、ノーヒットで1点を先取!

その後、児玉監督の決断によりこの日、新たに4番に座った馬場のレフトオーバーのスリーベースが飛び出すも、 後続の打者が続くことができず、初回は1点止まり。

一方、この日の先発投手はエース木ノ内。安定感抜群の投球術でこの日も抑えたい所であったが、相手は20代前半の新進気鋭の打線。 甘く入った球を逃さずミートされ、スポリンの守備の乱れもつかれ、3回を終えた所で8失点。 エース木ノ内にとって、猛暑厳しい中、非常に苦しいピッチングとなってしまった。

また、打線の方も初回の得点以降、しっかりとコースを突いてスポリン打線を抑え込む相手投手を攻略することが出来ない。 得点件のチャンスに、守備の借りを返そうとドライバーではなくバットに魂を込めた長尾がきれいなライト前ヒットを放つも、 相手ライトのホームへの好返球により、俊足工藤が本塁封殺! ホームが非常に遠い。。

そんな苦しいスポリンの中で、 木ノ内の後を継いだ“ほほ笑みのサウスポー”遠矢の打たせて取るピッチングで4回に初めて相手を0点に抑えること成功。 遠矢のほほ笑みに、苦しい采配となった児玉監督の渋い表情からも徐々に緊張が解けて、ベンチからの声も徐々に復活! そして、久しぶりの復帰参戦となった高村君が四球を選ぶと、二盗三盗を決め、捕逸の間に本塁を陥れその快足をアピール!だが、やはりこの回もノーヒットで1点を取るに留まった。

最終回、抑えの切り札・増田に代わりしっかりと相手の攻撃を抑えたい所であったが、守備の乱れもあり3失点。 11対2となった所でゲーム終了。

8月の5戦は結局2勝3敗と負け越す結果に。 だが、この猛暑続きの中、熱中症でぶっ倒れてしまう人が出ず無事に5試合をこなした所に大きな意義がある。

9月も猛暑が続くという予想に、合宿を無事に乗り切れるのか・・・と心配する声もあるが、 この、真夏の連戦を乗り切ったスポリンメンバーであれば!! 各自それぞれ課題を持って、山中湖の合宿に乗り込みたい所である。

  1 2 3 4 5 6 7 R H
ジェイピーズ    
カイザーズ     11 10
ジェイピーズ 1 2 3 4 5 6 7
 1|中|ケンゾー 三失   左安        
 2|三|本田 二ゴ   遊併        
 3|左|工藤 三振     右安      
 4|指|馬場 左3     中飛      
 5|右|増田 一ゴ     左飛      
 6|捕|永石   三失   四球      
 7|遊|長尾   左飛   中安      
 8|指|児玉   二飛     左飛    
 9|指|久保田   三失     中飛    
10|二|高村   四球     四球    
11|指|竹本   投ゴ     投ゴ    
12|指|遠矢     四球        
13|指|木ノ内     三振        
カイザーズ 1 2 3 4 5 6 7
1 二ゴ 左安   左飛      
2 三安 左飛   左飛      
3 中3   四球 左安      
4 一ゴ   二失 三ゴ      
5 右安   右安   左安    
6 二飛   遊失   左安    
7   左安 捕失   二失    
8   三ゴ 三ゴ   三振    
9   遊失 二安   遊ゴ    
10   三振 三振   投ゴ    
               
               
JPS 投球回 打者 被安打 与四球 与死球 奪三振 失点 自責点
木ノ内 20

遠矢
増田