mixi発、最大級の草野球チーム「野球しませんか？」とのダブルヘッダー第一戦。
　今季初登板の星だったが立ち上がりにヒットとフォアボールで１点を失う。ジェイピーズの１番バッターは休日出勤を返上し０６年から続く全試合出場を継続させた堤元。高めのストレートを綺麗に運び今季初ヒット！ベンチをおおいに盛り上げ、３番工藤のポテンヒットでチャンスを広げるも後続が倒れ得点はならなかった。
　 星は２回以降テンポ良く打者を打ち取り、打線も３回裏に２死満塁から長尾の技ありのタイムリーヒットで逆転に成功、星は自らのタイムリーで点差を３点に広げると４回を投げ終え勝ち投手の権利を得たままリリーフにマウンドを譲った。
　 あとを受けた嶋崎はゴロで３つのアウトを取る”らしい”投球を見せ、豪腕増田にマウンドを託した。増田は先頭打者を四球で歩かせたが長尾の今日２個目の盗塁阻止で３人で６回を終え、これ以上ない形で最終回を迎えた。
　 ところが３点リードの７回表、試合後「今日は勝てる」と思いボールを置きにいってしまったと述べた通り、増田が突然の乱調。４連続四球で１点を失い、尚も無死満塁から二連続タイムリーであっという間に同点に追いつかれると、ここまで無失策だった内野陣も乱れ、終わってみればこの回だけで１１失点の大炎上。いくら勝利を意識したと言ってもここまで大崩れするとは、まだまだチームには多くの物語りないようだ、勝利はまたもお預け！時間打ち切りでゲームセットとなった。

　つい５分前の惜敗から仕切りなおしての第２戦。
増田、児玉、堤元のクリーンナップ３連打で幸先良く２点を先制！　その裏、ジェイピーズの先発は工藤。最近何かを掴みかけてはいるが、今日は野手に足を引っ張られる形でいきなりの５失点。チームの雰囲気が落ちるなか、１死満塁からのセンターフライでタッチアップした三塁ランナーをセンター増田が捕殺。草野球ではなかなかお目にかかれないビッグプレーでポテンシャルの高さを垣間見せた。
　 しかし２回以降も四球と野選が絡み４失点、そのまま糸が切れたように３回には１０失点と試合は決まってしまった。こうなってくるとマウンドに上がる投手にとっても、失策を繰り返す野手にとっても修行のような試合。相手チームには申し訳ない試合展開になってしまい、結局時間いっぱいで２１−５の惨敗という結果に終わった。
　 しかし、この２試合でメンバーのカラーがちょっとづつ出てきたように感じた。堤、増田にもやっとあたりが生まれたし、嶋崎のマウンドでの安定感、工藤の打席での安定感は頼もしい。そしてやはり児玉のパワーは尋常ではない。星も後ろ向きにエース候補として名乗りを上げたし、２試合マスクを被り続けた大黒柱長尾捕手は試合後３キロくらい痩せた。佐伯も色々頑張っている。
　 とにかく、まだまだこれからチームとして成長していきこの無様なスコアを笑い飛ばせる日を迎えたい！
　 なお、この二試合に吉田社長の代打で出場した水渡選手はフォアボールとデッドボールで出塁しており、なにより彼の緊急助っ人参加がなければ試合すらできなかったのだ、この活躍を忘れてはならない。