４月１８日土曜日

連日の雨と寒さが嘘のような晴天

　今季初の金沢区大会一回戦を控えたスポリンジェイピーズは、試合前に野島公園近くの広場でキャッチボールなど軽めのアップをしていた。

 

気合が違う！

 

　そして、その後満を持して野島公園に向かったのだが…

　野島公園は絶好の潮干狩り日和！

海の公園手前から続く大渋滞にハマり 試合開始前の集合時間が刻一刻と迫る。

集合時間まであと１５分を切ったところで、選手達は車を降り、グランドまでの道のりを走り出した！

 

気合が違う！

 

　しかししばらく走っていると渋滞が途切れていて、やがて乗っていた車に追いつかれた。　

グランドに到着したのは集合時間ギリギリ なんとか不戦敗は免れ、試合に臨むことになった。

　この日のジェイピーズ先発は木ノ内
先頭打者を打ち取るが内野のエラーで出塁をゆるすと、二番にはセカンドとライトの間にポトリと落ちるヒットを打たれピンチを招く。
　その後２死満塁となったところで、レフトへライナーが飛ぶ。正面に入ったレフト児玉だったが、まさかの落球で２点を選手されると、続くショートゴロを佐伯が悪送球でさらに２失点。
　自責点０で初回に４点を失う。

　

 

　１回裏ジェイピーズの攻撃、先頭のケンゾーの打った打球はセンターへの大きな当たり、これをセンターが落球しケンゾーは一気に２塁へ。しかしこの回ヒットは出ず、無得点で攻撃を終える。

　３回からマウンドには増田。立ち上がりこそ制球を乱す場面もあったが、無死１，２塁から連続三振を奪うなどストレートが冴え、しっかりと後続を断つ。

　４回には先頭打者にセンターオーバーのヒットを許すが、クッションボールの処理と中継プレーが決まり、二塁を狙ったバッターランナーをセカンドでタッチアウト！５回も無失点に抑え、見方の逆転を待った。

 

　４点を追うジェイピーズ打線は５回までノーヒットに抑えられていた。

５回先頭の星が三振に倒れ、１ナウト。

続く嶋崎は四球を選び出塁すると、すかさず盗塁を決める。

さらに、途中出場の濱田も四球を選びチャンス拡大。

盗塁を挟み、１死二，三塁から１番ケンゾーの放った打球は平凡なショートゴロ。

これが悪送球となり、三塁ランナー嶋崎が俊足を飛ばしホームイン、４−１とする。

 

さらに２番佐伯も四球を選び、１死満塁。

ホームランで逆転という場面で、ジェイピーズの不動の３番工藤。

 

しかし、ここはサードフライに倒れ、２アウト。

 

試合終了時間は経過し、あとアウトひとつで敗戦…

打席には、この日タイムリーエラーを犯している児玉。

 

追い込まれてからフルスイングした打球は左中間よりのセンター脇を深々と破る走者一掃の

２ベースヒット！！

 

同点！！

 

続く木ノ内は、内野ゴロに倒れサヨナラ勝ちとはならなかったものの、起死回生の同点劇で

抽選へと持ち込んだ。

 

抽選の結果、５−４でジェイピーズの２回戦進出が決まった。

 

 

不戦敗の危機から、最後の最後に劣勢を跳ね除け同点。本当に大きな勝利となった。

序盤の野手のエラー。チャンスを作りきれない打線など、課題はあるが、チーム一丸となる

姿勢は現れている。このまま連勝を目指そう！