試合レポート
9/26 ジェイピーズ 0―10 ジェイピーズ

 チームに激震が走った―

 横山公園で行われた JAPAN OPEN'09 の第4戦 相模Kot's戦で久保田二塁手が負傷退場となった。
 試合は5回までに9−0と大差を付けられる一方的な展開。前日の飲酒の影響でスタメンから外れていた久保田は、5回の裏の守備から途中出場。

 代わった途端に2つの守備機会を軽快にこなし、6回表には死球で出塁すると、盗塁も決め、チームを大いに盛り上げた。

 しかし、続く6回裏、中前へ抜ける打球を追った久保田に異変が起こった。
打球を追うために踏み込んだ足が「パキッ」と音を立て折れた。そのまま蹲ると、再び立ち上がることなく試合は無念のコールドゲームとなった。
 試合後、病院で精密検査を受けた結果、左足第一中足骨骨折と診断された。
全治2ヶ月で今季の出場は絶望的。今後はポストシーズン(忘年会)に向け辻堂でリハビリに専念する。

 久保田二塁手のコメント―
「踏み込んだ瞬間、何かが割れるような音がして、スパイクが壊れたかと思った。チームに迷惑をかけ
て申し訳ない。」

 佐伯監督のコメント―
「9人ぴったりしかいない状況をわかっていながら、公式戦前日に朝まで呑んで、始発で寝過ごし遅刻してきた選手を使った私の責任。いや、それは違うか。とにかく今は安静にして、足をしっかり治し、来季の開幕セカンドを奪って欲しい。」

 試合は、先発近藤が2回に無死満塁のピンチを迎えるも、投ゴ、三振を奪い2死。続く1番バッターに粘られるも、最後は膝元から落ちるスライダーで三振を奪う。しかし、これを木ノ内が痛恨の捕逸。さらに後続に押出しの四球を与え、この回不運な形で2点を失う。続く3回にもしっかりとミートしてくる相手打線に集中打を浴び、野手のエラーも絡み、まさかの一挙7失点。
 一方の打線は、相手投手を全く捉えられず、ただただ凡打の山を築く。唯一会心の当たりは、4回の表、1死から工藤のあわやホームランかという右越え3ベースヒットのみ。
 今大会4試合でわずか1得点の打線では、勝利は程遠い。今季残りの試合は守備でミスをしないという意識を持ち。このオフにバットの振込みなど、来季に向けたステップアップを図りたい。

  1 2 3 4 5 6 7 R H
ジェイピーズ  
相模 Kot's   10
JPs 1 2 3 4 5 6 7
 1|中|鈴木 5ウ〜|二|久保田 三振   捕飛     死球  
 2|右|濱田 右飛     投ゴ   三振  
 3|遊|工藤 5ウ〜|中| 投飛     右3   一ゴ  
 4|左|児玉   三振   三振      
 5|一|堤元   三ゴ   三振      
 6|捕|木ノ内   三振     三ゴ    
 7|三|増田 5ウ〜|投|     投ゴ   三飛    
 8|二|佐伯 5ウ〜|遊|     遊飛   一飛    
 9|投|近藤 5ウ〜|三|     投安     三振  
10||              
11||              
12||              
相模 Kot's 1 2 3   4 5 6
 1|| 遊ゴ 三振 捕失     二飛  
 2|| 遊失 四球 三ゴ     三失  
 3|| 三振 中飛 中走本     四球  
 4|| 投飛   右2 三振   一飛  
 5||   中安 中安   一ゴ   左飛
 6||   一安 右安   三飛   四球
 7||   四球 遊安   四球   中安
 8||   投ゴ 右犠飛   投ゴ    
 9||   三振 右安     二ゴ  
10||              
11||              
12||              
JPs 投球回 被安打 与四球 与死球 奪三振 失点 自責点
近藤
増田 1 1/3