チームに激震が走った―
横山公園で行われた JAPAN OPEN'09 の第4戦 相模Kot's戦で久保田二塁手が負傷退場となった。
試合は5回までに9−0と大差を付けられる一方的な展開。前日の飲酒の影響でスタメンから外れていた久保田は、5回の裏の守備から途中出場。
代わった途端に2つの守備機会を軽快にこなし、6回表には死球で出塁すると、盗塁も決め、チームを大いに盛り上げた。
しかし、続く6回裏、中前へ抜ける打球を追った久保田に異変が起こった。
打球を追うために踏み込んだ足が「パキッ」と音を立て折れた。そのまま蹲ると、再び立ち上がることなく試合は無念のコールドゲームとなった。
試合後、病院で精密検査を受けた結果、左足第一中足骨骨折と診断された。
全治2ヶ月で今季の出場は絶望的。今後はポストシーズン(忘年会)に向け辻堂でリハビリに専念する。
久保田二塁手のコメント―
「踏み込んだ瞬間、何かが割れるような音がして、スパイクが壊れたかと思った。チームに迷惑をかけ
て申し訳ない。」
佐伯監督のコメント―
「9人ぴったりしかいない状況をわかっていながら、公式戦前日に朝まで呑んで、始発で寝過ごし遅刻してきた選手を使った私の責任。いや、それは違うか。とにかく今は安静にして、足をしっかり治し、来季の開幕セカンドを奪って欲しい。」
試合は、先発近藤が2回に無死満塁のピンチを迎えるも、投ゴ、三振を奪い2死。続く1番バッターに粘られるも、最後は膝元から落ちるスライダーで三振を奪う。しかし、これを木ノ内が痛恨の捕逸。さらに後続に押出しの四球を与え、この回不運な形で2点を失う。続く3回にもしっかりとミートしてくる相手打線に集中打を浴び、野手のエラーも絡み、まさかの一挙7失点。
一方の打線は、相手投手を全く捉えられず、ただただ凡打の山を築く。唯一会心の当たりは、4回の表、1死から工藤のあわやホームランかという右越え3ベースヒットのみ。
今大会4試合でわずか1得点の打線では、勝利は程遠い。今季残りの試合は守備でミスをしないという意識を持ち。このオフにバットの振込みなど、来季に向けたステップアップを図りたい。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | R | H | |
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ジェイピーズ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | |
相模 Kot's | 0 | 2 | 7 | 0 | 0 | 1 | 10 | 8 |
JPs | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
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1|中|鈴木 5ウ〜|二|久保田 | 三振 | 捕飛 | 死球 | ||||
2|右|濱田 | 右飛 | 投ゴ | 三振 | ||||
3|遊|工藤 5ウ〜|中| | 投飛 | 右3 | 一ゴ | ||||
4|左|児玉 | 三振 | 三振 | |||||
5|一|堤元 | 三ゴ | 三振 | |||||
6|捕|木ノ内 | 三振 | 三ゴ | |||||
7|三|増田 5ウ〜|投| | 投ゴ | 三飛 | |||||
8|二|佐伯 5ウ〜|遊| | 遊飛 | 一飛 | |||||
9|投|近藤 5ウ〜|三| | 投安 | 三振 | |||||
10|| | |||||||
11|| | |||||||
12|| |
相模 Kot's | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
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1|| | 遊ゴ | 三振 | 捕失 | 二飛 | |||
2|| | 遊失 | 四球 | 三ゴ | 三失 | |||
3|| | 三振 | 中飛 | 中走本 | 四球 | |||
4|| | 投飛 | 右2 | 三振 | 一飛 | |||
5|| | 中安 | 中安 | 一ゴ | 左飛 | |||
6|| | 一安 | 右安 | 三飛 | 四球 | |||
7|| | 四球 | 遊安 | 四球 | 中安 | |||
8|| | 投ゴ | 右犠飛 | 投ゴ | ||||
9|| | 三振 | 右安 | 二ゴ | ||||
10|| | |||||||
11|| | |||||||
12|| |
JPs | 投球回 | 被安打 | 与四球 | 与死球 | 奪三振 | 失点 | 自責点 |
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近藤 | 4 | 8 | 3 | 0 | 4 | 9 | 7 |
増田 | 1 1/3 | 1 | 2 | 0 | 0 | 1 | 1 |