試合レポート
7/5  ジェイピーズ 0―9 JSC 
 

ストロングカップ'09 JAPAN OPEN 神奈川県大会の初戦。

相手は強豪のJSC。球場はシーレックスの公式戦でも使用される本格的な球場で、今までに経験したことの無い外野の広さ。内野陣も悪送球すれば進塁を許してしまうため、もしかしたらとんでもない試合になるかも…と大きな不安を抱えてプレーボール。

ジェイピーズは初回、3番よーへいへいが二死から死球で出塁するも無得点。 
  その裏、ジェイピーズのマウンドにはここまで9試合で防御率1点の近藤。先頭打者にいきなり右越えの3塁打を浴びる。続く打者のライナーが犠牲フライとなり先制を許すと、初回に3安打を集中され3失点。

 ジェイピーズは3回までノーヒットとまったく歯が立たない。4回2死から佐伯が死球で出塁し、続く長尾が1,2塁間を鋭く抜くライト前ヒットでチャンスを広げるも後続が倒れ得点ならず。

 5回には相手エラーで出塁したケンゾーを置いて、2死から堤元が右中間に落ちるヒットを放ち、2死1,3塁とチャンスを広げるが、ここはようへいへいがサードゴロに倒れ得点ならず。

 6回には先頭打者の児玉が四球を選んで出塁し、果敢にも盗塁を成功させるが、5番佐伯、6番長尾、7番増田が三者連続三振に倒れ、ここも得点をすることができなかった…

 一方の近藤は2回以降、相手打線にチャンスを与えないピッチングを繰り広げる。4回には3者連続三振を奪い、バックもそれに応え5回までしまった展開で後半戦を迎える。

 しかし6回裏、3点ビハインドのまま最終回の攻撃を迎えたいところだったが、1死から久保田のエラーでランナーを許すと、ヒットとフォアボールで満塁のピンチを迎えてしまう。
 ここからパスボール、フィルダースチョイスであっさり2点を失い。集中が切れたか、続く1死2,3塁から佐伯が高いバウンドのボールをショートバウンドで捕球するも、判断を誤り一塁悪送球でさらに2失点。さらに続く打者に左中間を破られ、勝負あり。

近藤は6回を投げ打者31人に対し、被安打6、与四球2、奪三振7、失点9の内容も、自責点はわずか3点と、内野手の乱れが悔やまれる試合となった。

打線もチャンスはあったものの、後一本を打たせてくれない、硬い守備陣に阻まれ、完封負けとなった。

終盤まではチーム全体に集中力が見えただけに悔しい敗戦となった。小さな歯車の狂いが試合を壊す結果になってしまった。声を出して、良い緊張感を保てれば、勝敗に関わらず良いゲームができるはずだ。

  1 2 3 4 5 6 7 R H
ジェイピーズ
JSC  
JPs 1 2 3 4 5 6 7
 1|二|久保田 遊ゴ   左飛   一飛   三振
 2|一|堤元 二ゴ   二ゴ   右安   三ゴ
 3|三|川西 死球     三飛 三ゴ    
 4|左|児玉 三振     三振   四球  
 5|遊|佐伯   三振   死球   三振  
 6|捕|長尾   三振   右安   三振  
 7|中|増田   四球   投ゴ   三振  
 8|投|近藤   三振     右飛   四球
 9|右|鈴木     三振   三失   一飛
10||              
11||              
               
JSC 1 2 3 4 5 6 7
 1|| 右3 一飛     一ゴ 四球  
 2|| 左犠飛   遊ゴ   二ゴ 左安  
 3|| 遊失   遊飛   二飛 二失  
 4|| 三振   四球     三振 三振
 5|| 左安   左安     二失  
 6|| 左安   遊飛     左2  
 7|| 二飛     三振   四球  
 8||   右飛   三振   遊野選  
 9||   三振   三振   遊失  
10||              
               
               
JPs 投球回 被安打 与四球 与死球 奪三振 失点 自責点
近藤