試合レポート
6/20 ジェイピーズ 17―2 NDC 
久保田選手のマッチメイクで、遠方よりNDCさんを迎えての練習試合。
先週の公式戦でやられた鬱憤を晴らすべく、試合前の練習の成果を発揮するべく、メンバーは燃えていた。
 
初回、先頭の久保田が四球、3番工藤が内野安打で出塁し盗塁を決め1アウト2,3塁のチャンスを作ると、4番児玉の長打が飛び出し幸先良く先制する。
 ジェイピーズのマウンドには5月2日(スキットル戦@日野中央)以来の登板となる増田。前回は4回無失点と好投を見せた増田だったが、腰を痛めた影響で1ヶ月以上マウンドを離れていた。初回、先頭打者をピッチャーフライに打ち取ったが、その後、連続四球で1,2塁のピンチを招くとセカンドへの牽制球が大きく逸れ、さらにセンターも後逸し、無安打で1点を失う。
 2回ジェイピーズの攻撃。先頭の佐伯がピッチャー強襲の内野安打で出塁し、相手投手の暴投や内野手のエラーで2点を追加する。その後さらに連続四球などで1死満塁のチャンスとなるが、2番近藤が内野ゴロ、3番工藤が抜けた変化球で見逃し三振に倒れ追加点のチャンスを逃した。
 2回の守りは、先頭打者を四球で歩かせると、増田の制球は定まらず、ショーバン投球でランナーを簡単に3塁まで進めてしまう。三振で1ナウトを奪い、3人目の打者も追い込むがワイルドピッチでボールはバックネットへ、キャッチャー長尾の好守備で三本間にランナーを挟むも、増田の送球が大暴投になり、またもノーヒットで失点を許してしまった。この回結局3者三振で討ち取ったが、1点を失う内容に、前回登板の面影は無かった。
 3回表、4番児玉からの攻撃。振り逃げと連続四球で無死満塁とすると、7番佐伯が1,2塁間を抜く二点タイムリーヒットを放ち6−2とする。一死後、長尾、増田、永石の3連打で再び満塁にすると、バッターは1番久保田。「1ナウトなので凡退してもチェンジじゃないから大丈夫」と気楽に打席に入ったが、放った打球はピッチャーゴロ、最悪のホームゲッツーとなるところだったが、1塁はかろうじてセーフ、2番近藤に期待が掛かる。ここで近藤は今季チーム初となる走者一掃の3点タイムリースリーベースを放ち、続く工藤にもタイムリーが出て、この回打者一順、6安打8得点の猛攻。12−2と相手を大きく突き放した。
 3回裏、増田は二者連続四球でランナーを溜めると連続暴投であっという間に2,3塁のピンチを招く。次打者を三振に取るが、次の打者を歩かせ、1ナウト満塁のピンチを迎えるも、ここはファーストゴロと三振に抑え無失点。
 3回打者15人に対し被安打0、5奪三振ながら、6四球に数え切れぬ暴投、自身の2失策で2失点という内容。守っている野手にとっても、この3イニングは長く感じられたのではないか。
 4回からは近藤がマウンドへ、「打たせていきます」という言葉どおり2回を投げ内野ゴロ3つにフライアウト2つ、1奪三振、被安打2ながら無失点に抑えた。
 終わってみれば、ジェイピーズ打線は毎回得点の11安打17得点。増田、永石に今季初ヒットも生まれ快勝となった。
  1 2 3 4 5 6 7 R H
ジェイピーズ 17 11
NDC
JPs 1 2 3   4 5 6
 1|二|久保田 四球 四球 投ゴ     四球  
 2|指|近藤 三振 投ゴ 右3     三失  
 3|三|工藤 二安 三振 右安     四球  
 4|左|児玉 左2   三振 一飛   三振  
 5|一|木ノ内 遊ゴ   四球   中飛 中飛  
 6|中|鈴木 三ゴ   四球   左安   中飛
 7|遊|佐伯   投安 右安   三ゴ   四球
 8|右|濱田   二失 遊ゴ   二飛   四球
 9|捕|長尾   遊飛 三安     死球 四球
10|投|増田   四球 右安     右2 一ゴ
11|指|永石   三失 中安     死球 三ゴ
               
JPs 1 2 3 4 5 6 7
 1|| 投飛   四球 三振      
 2|| 四球   四球   二安    
 3|| 四球   三振   三振    
 4|| 右飛   四球   二失    
 5|| 投ゴ   一ゴ   遊飛    
 6||   四球 三振   中飛    
 7||   三振   二ゴ      
 8||   三振   左安      
 9||   三振   一ゴ      
10||              
               
               
JPs 投球回 被安打 打者 与四球 与死球 奪三振 失点 自責点
増田 15
近藤  0   0