チーム創設から約３年…ついにこの日がやってきた。
　スポリンジェイピーズ初の公式戦「ストロングリーグ主催のエアロックカップの１回戦」―横浜から３台に分譲し渋滞を考慮して２時半に横浜を出て、４時半に現地到着。ガストでミーティング？を済ませいざグラウンドへ。

　増田指揮の下、キャッチボールやノックを受け充分にアップするメンバー。程よい緊張感が漂う。
　 この日の先発は練習試合で防御率０点台の近藤。そして“扇の要”長尾の不在を埋めるのはスーパーバイプレーヤーの星。一塁にチーム最多安打の堤元、二塁に俊足攻守毎日飲酒の久保田、三塁に最近安定した守備を見せる工藤、遊撃に最近よく「大きくなったね」と言われる佐伯、左翼にチーム１のパワーの持ち主４番児玉、中堅にチーム１熱い男ケンゾー、右翼にチーム１白い男ホワイティ永石という布陣。

　初回、ジェイピーズの攻撃。先頭の久保田がじっくり見て四球を選ぶと初球にすかさず盗塁を決め、パスボールの間に三塁へ。２番永石が倒れたあと、この日３番に入った好調堤元の打席。
　 センター正面へのあたりは犠牲フライには充分。しかし、貧弱なナイター照明の影響もあってか、センター捕球できずこれがタイムリーヒットとなり、幸先良く１点を奪う！
　 しかしその裏、相手打線は２者連続でセーフティーバントを決めてくるとダブルスチールであっという間に無死２，３塁のピンチを迎える。それでも近藤は慌てず堂々たるピッチング。内野ゴロの間に１点を失うものの、後続を三振、さらに飛び出した３塁ランナーを三本間に挟みタッチアウトと、初回のピンチを最小失点で凌いだ。
　 ２回の攻防は互いに３者凡退、３回の攻撃で９番近藤がセンター前ヒットを放つが後続が続かず無得点。そんな中、３回裏、突如雨が降り出してくる。２アウトを奪ったあと四球を与えてしまい、盗塁を決められ、二死二塁のピンチを迎えるが、飛び出したランナーをけん制で挟みタッチアウト。その瞬間雨が土砂降りとなり試合は中断してしまった。
　 １０分ほどベンチで待機も雨は弱まらずグラウンドにははっきりと水が浮いてきた。横浜から３時間近くかけて来て、雨天中止は切ない…両チームで話し合った結果、グラウンドの水をスポンジで吸って土を入れ、整備をする事になり、なんとか再開までこぎつけた。するとグラウンド管理の方が「使用時間１５分の延長を許可する」という温情を見せてくれるとういい話のオマケ付き。ありがとうございます！
　

　 試合は再開し４回表ジェイピーズの攻撃。先頭バッター凡退の後、６番佐伯がデッドボールを受けると、再度雨が強くなり審判判断で「けが人が出る前に止めよう」とノーゲームが宣告される。 　

　自分もだいぶ草野球をやってきているが、試合中のノーゲームは記憶にない。かなり珍しいことが起こったのだと思う。中継ぎ当番の準備を進めていた嶋崎、増田は温存のまま。途中出場の木ノ内も打席が回ってこず不完全燃焼の一日になってしまった。この試合の決着はまた次回。次は絶対勝ちたい！
　

　最後に、車を出してくれた増田、織茂、西澤さんにありがとう。
　皆さんくれぐれもカゼをひかないように＾＾