ポーキーピッグスとの五番勝負と銘打った定期戦の第一戦。
　 マウンドには工藤。しかし初回、先頭打者に四球を与えると、送りバントと連続四球で一死満塁のピンチを迎える。内外野のエラーも絡み一挙に４失点、その後２人を落ち着いて打ち取るも、２回にも先頭打者に四球を出す。ヒットの後、エラーでランナーが二人還り２失点。２回被安打２自責点２ながら４四球で貯めたランナーが全て失点に絡んでいる。ただバックのエラーの後に踏ん張れる投球を見せるだけに、悔やまれる投球内容となった。
　 ３回からマウンドに立ったのは今季初登板の星。先頭打者を三振に打ち取るも、四球、ヒット、死球で満塁のピンチ。ライト前ヒットで１点を失い、二死後、走者一掃のセンターオーバーの二塁打で４失点。４回は安定した投球だっただけにこちらも四死球で貯めたランナーが悔やまれる。
　 しかし５回以降は嶋崎、増田で無失点に抑える内容。嶋崎は相変わらずの打たせて取る投球で相手打者を翻弄。１イニングをきっちり抑え、増田はヒットと２四球でランナーを貯めるも２三振を奪い無失点で１イニングを抑えた。
　 投手陣が苦しむ一方、打線も沈黙、ヒットは２回に木ノ内が放った１本のみという寂しい結果。最終回には四球で出た久保田が盗塁で３塁まで進むなど無死２，３塁のチャンスを作るもランナーをひとつも進められない拙攻で万事休す。１０−０と完敗という結果になった。
　 一ヵ月後にはエアロックカップ一回戦が控えている。４月は幸いグランドを確保できているので、野手はノックを受けまくり、バットを振り込んで、投手陣を助けられるように一歩一歩成長していきたい。